初恋とは、
授業が退屈だ。
自分で選んだ学校で、自分が好きなはずの教科なのだが、どうにも集中出来ない。
それは今日のこの授業だけではなく、ここ数日間ずっとそうだ。
原因はハッキリしている。
僕は授業中に本を読んでいるからだ。いや、本を読んでいたからだ。
だから、授業は退屈ではあるけど、授業中は退屈ではない。授業が退屈であるのが前提のように話したが、ただ自分で選んで聞いていないだけだ。
そして昨日それを読み終わった。いつの間にか僕はその物語が大好きになっていたようで、喪失感から本当にただ授業に集中出来なくなっていた。
「君の膵臓をたべたい」
「カニバリズムにでも目覚めたの?」
「いや、浜辺美波に目を奪われた」
浜辺美波が好きだった。めちゃくちゃ。
きっかけは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の実写特別ドラマをテレビで見たからで、ヒロイン役を演じていた彼女は容易に僕の目と心を奪ってしまった。奪う気は無かっただろうし、奪われる気も無かった。何より彼女は僕という存在がこの世に存在しているかどうかも知らない。無意識の罪である。だから奪って「しまった」だ。
同級生だし、浜辺美波、可愛いよね。
そんな浜辺美波がヒロイン役で「君の膵臓をたべたい」の映画に出ることになった。
中学生になってから部活に熱中したり、スマホでYouTubeばかり見るようになってから小説をあまり読まなくなった僕でも原作のタイトルは聞き覚えがあったから、なんの迷いもなく映画を見ることにした。
すげー面白かった。
こういう時は馬鹿みたいに書いた方が伝わりそうな気がするから馬鹿みたいな書き方するけど、すげーおもしれぇの。
そうなるとやはり原作が見たくなる。
そして見る。
とここまでが今回のブログの732文字にも及ぶ前置きである。
この物語には「恋」と「想いを伝える」という2つがキーワードとして出てくるところがある。
考えてみた。
僕は誰かに恋をして、想いを伝えたことがあっただろうか。
初恋とは。
それは幼稚園の時に勝手な婚約を結んだあの子だろうか、それとも小学1年生の時にクラスのマドンナ的存在だったあの子だろうか。
いや、好きだったかもしれないが恋と呼んで良いのか。
もしも初恋の定義に自主権があるなら、是非とも美化したいので小学6年生の時に好きになったあの子ということにしてもいいだろうか。実際本当にそう思っているし。
僕は今でもたまに思い出す時がある。
来年のバレンタインもお互いに恋人がいなかったらチョコを僕にくれると言っていたあの子を。
1年後、条件は満たしていたはずなのに何も渡してはくれなかったあの子を。
僕達2人は時代の最先端をかけっこしていた。
小学6年生の時に知り合い、初めて会話を交わした。ネットで。
とは言ってもクラスメートではあるし、なんならもっと前からお互いの名前を知っていた。
当時学校の一部の生徒に流行っていた「アメーバピグ」というものにどハマりしていた僕は、その日もいつも通りに似ても似つかない様な金髪のアカウントを操り、ピグ友と呼ばれるネット上の友達と遊んでいた。
暇になったのでクラスメートの女の子の元へ向かうことにした。アメーバピグではピグ友になっているアカウントと同じエリアに行ける機能があり、その機能を使用するとクラスメートの女の子はこれから僕が初恋をすることになるあの子と一緒にいた。
どうやら僕の話をしていたらしく、「エスパーだw」なんて言われたのを今でも覚えている。言われたというか、打たれたというか、出てきたというか。
今思えばこの時点で相手は僕のことをもう気になっていたのかもしれない。
それがきっかけであの子と知り合い、すぐに仲良くなっていった僕はそれから毎日個別トークで約3時間は会話を交わした。
そんなん簡単に好きになるわ。
実際めちゃくちゃ可愛いし。
その子はあまり男の子と話すのが得意ではないみたいで、そんな子が僕とは毎日、ネット上とはいえ会話してくれるのが嬉しくて愛おしくて堪らなかった。僕の中でそうであったように彼女の中で僕が特別な存在であった様な気がした。
彼女と会うために、誰よりも早く学校に行った。
吹奏楽をやっていた彼女は朝練があって、早く学校に来ていた。
彼女を見る。目が合う。逸らす。また見る。また目が合う。
そんなやり取りが楽しくて仕方無かった小学6年生。
個別トークで「明日こそ学校で話そう」なんて連絡し合って、また朝早く行って、「なんでこんな朝早く来てるの?」なんて聞いてくる彼女に「いやお前に会いたいからだろ!!!」と全力で心の中でツッコミ「暇だからかな~」なんて強がった小学6年生。
事件は予告無しに起こる。
お互いに気づいているはずだった。そして何かが壊れるくらいなら気付いているままで良かったはずだった。
「好きな人いるの?」
なんて馬鹿みたいな質問が彼女から来た。
「いるよ?そっちは?」
ドキドキしながら返した。
それからお互いに、お互いに辿り着くようなヒントを出し合い。
ついに「〇〇が好きだよ」と伝えてしまったわけだ。
そしたら彼女も僕が好きだと言い出した。いや知ってた。知ってたけど事実確認が取れてしまうとこんなに嬉しいとは。
「赤面なう」
彼女のこのセリフを何度も何度も味が無くなるまで反芻した。
しかし事件は予告無しに起こる。と書きました。
たまたま元から約束していたので、次の日僕らはほか何人かと遊んだ。
目も合わせられなかった。
その日の夜いつものように彼女と個別トークしていると彼女は少しいつもと違った。
「ごめん、やっぱり友達のままが良い」
なるほどね。いや、わからんけど。
なんだこの落差。
松岡修造が3人生まれて、次の日7人死んだ時の気温くらい落差あるって。
でもまぁ、これ以降僕はずっと彼女を思い続けることになるんですけどね。
めちゃくちゃ好きだったなぁ。もしかしたら今でも好きかもしれないくらいに。
でも彼女を好きになれたことと一瞬でも恋ができた事が今の僕の最低な恋愛観を作り出してくれたと思ってるし、感謝してる。最低だよ君。
ちなみにこの話は恋に落ちなかった話でもあるけど普通にオチがない話でもあるからこの辺で今日のブログは唐突に終わるぜ。
初恋とは、
食、色、職
目が覚めた。
アラームが鳴っていると気付いた時には、不格好に右手でスマホのホームボタンを押していた。
時計を見る。[6:45] そしてまた気付く。
さっきのは夢か。
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僕には人を感動させる文章を考える才能も、巧妙な手口のトリックを編み出すミステリーを考える才能も、人間の本質的な中身の確信の部分を暴くような文章を考える才能もないので、小説の冒頭にありそうな文章を適当に書きました。
めっちゃありそう。
最後の部分をセリフにして「また夢か…」みたいな感じにしたら中学生がブックカバー付けずに休み時間ドヤ顔で読んでるラノベその物じゃないすか。ループするんすかね。それなんてカゲロウデイズだろう。
物語を作る才能はないですけど、自分語りとまでは言えないような何か。要は独り言が好きなので書いてます。文章を書きたくなりました。
とは言いつつ、今回はいつもと違い書くことがありません。ほんとになんか喋ってるというか。適当に。タイトルも意味無いです。
意味有り気なタイトルですね。
でも意味無いです。
けどこの3つの漢字が同じ音なのは少し面白いなとは感じます。全然意味違うけど、どれも重要であり、漢字が違うだけでこうも意味が違うかと。
どうでもいいよ。
お前のアイドルをどの目線から見てんのかよくわかんない評論ツイートほどどうでもいいよ。
自分に確信を突かれて恥ずかしい限りです。
でもアイドルいいじゃんか。アイドルのおかげで頑張りを冷やかさなくなったじゃんか。
たまにはこんなブログもあっていいよ。もう眠いし。
東京駅にいた遠憲貼って寝るわ。おやすみ世界。
乗り切ろうとしないでも終わってたよ
前のブログからだいぶ経って、乗り切ろうとしてた夏が気付いたら終わってた。
バイトしてる時の時間の流れは遅いのに、夏っていう大きな期間で見たら馬鹿みたいに早かったな。
なにしたっけ。
このブログははてなブログというサイトで投稿しているのだが、ブログの更新が1ヶ月無いと「おいお前ブログ書いてないけど生きとるか」的なメッセージが来る。
生きているし暇だし書く。多分冒頭だけ書いて明日の夜また書く。
どうも5日後の僕です。すげぇなおい。
書こうとは思ってたけど、ちょっと乃木坂が面白すぎた。
そして5日前の自分が何を文字にしたかったのかなんて完全に忘れている。多分、夏の話がしたかったんだろうと思う。
思い出せないのでアイドルにハマった話しますか。はい。
僕は今、欅坂46というアイドルグループにどハマりしています。「ど」が付くほどハマっています。
僕らの世代ってもう物心ついた時には電子機器が馬鹿みたいに普及してたじゃないですか、携帯電話とかもう普通にあったじゃないですか。
そんな時代に育って、家にパソコンがあって、ちょっとしたきっかけからパソコンを触れるようになって、自分の好きな音楽とかアーティストとかが明確になってきた時期に僕はボカロとアニソンばっか聴いていたんですよ。
ボカロなんか典型的でもう全部ネットで聞けてしまうんですよ。ほんとすごい現代っ子。
僕そのせいでCD買ったことなかったんですよ。
小学生はボカロ、中学生は部活ばっかで音楽に触れること自体少なくなって、そこまで行くと逆に買うことに対してハードルが上がってしまい。
元々、兄がすごい音楽が好きで、僕の人生後にも先にも兄よりアーティストに詳しい人はいないんじゃないかってくらい。その影響で僕も好きなんですよ。詳しい訳では無いけど、流行りのアーティストの一番有名な曲くらいは聴く程度に。そもそも音楽嫌いな人の方が少ないと思いますが。
でも自分にピンとくるアーティストがいなくて。この曲好きだなってなっても他の曲がそうでもなかったり。
そりゃ全てドンピシャな音楽が来るってことなかなか無いと思うんですけど、いかんせん僕にとってCDを買うという行為は童貞を捨てるようなものなので慎重になりすぎていたんですね。
そこでアイドルですよ。
もちろん欅坂46の楽曲はどれも好きですけど、やっぱりアイドルを好きになる要因って見た目だったりパフォーマンスだったり、視覚的要素が大きいじゃないですか。曲がピンとこない僕にとってはピッタリなんですよね。
まぁ、正直この理由は後付けなんですけど。
マジな話すると高専生だからですよ。
今まで没頭してきたサッカーというものをやめて。というよりか柳生中学校サッカー部というものに熱中していた僕は高校でのサッカーが続くわけもなく辞めたんですが、そういった全力を注ぐものが無くバイトをしてお金と時間だけはある状況。
そして高専という女子が少ない空間。
今までは学校に何人かはアイドルと同じくらいルックスがいい女の子はいましたし、そういう女の子とコミュニケーションもよく取れていたので耐性もありました。
しかし、高専に入って、僕が可愛いと思う女の子も少なくなって、まず女の子と接する機会が少なくなって、女の子に対する耐性がなくなり、可愛い女の子への憧れが強くなりました。
そりゃ、可愛くて、アイドルというものに人生を賭けて熱中している女の子を応援しないわけがない。ハマりますわ。
人生で初めてCDを買いました。
忘れもしない4月4日、長町モールの新星堂。不協和音のtypeA。平手友梨奈の表紙。忘れそうだから文字に起こした。
すんなり買いました。全く後悔ないです。僕は初めてを長濱ねるに捧げました。
出たな長濱ねる。
長々と欅坂46にハマった理由を話しましたけど、そもそもなんで欅坂46ハマったの?というきっかけの部分ですね。
簡単に言うと一目惚れです。
多分人生初の一目惚れじゃないかな。長濱ねるさんです。
でもね、長濱ねるを初めて目にした時のこと全く覚えていないんです。
まじで。ほんとに。
何度思い出そうとしても無理なの。
気付いたらYouTubeで長濱ねるのまとめ動画見てました。
これがくそ可愛いんで一度見てみてください。10分でも5分でもいいんで。
でも、なんか神様が出会わせてくれなのかなと。運命なのかなと。そういった都合のいい感じで今は受け止めてます。結果今幸せなので。
顔も童顔というか、かわいい系というか、おっとりした感じで声も可愛くて、性格もそのままの感じで、頭が良くて。僕の好きな女性のタイプをドンピシャ具現化したようですね。
正直何もすることなかった僕に人生の楽しさを与えてくれました。本当に感謝しかないです。
9月10日初めて握手会に行ってきます。2回しか握手のチャンスがなくて、本当は釣ってほしいし、方言欲しいし、好きも欲しいけど、感謝の言葉を伝えるつもりです。アイドルになってくれてありがとうと言うつもりです。キモオタなので。
でもそれくらいしたいです。てかしていいでしょ幕張まで行くんだし。
何の話しているのか全くわからなくなったところでそろそろ終わりにしていきたいと思いますが、そういった理由ときっかけが僕をアイドルオタクにさせました。
マジで何言ってるか分かんないし、最近は乃木坂のモチベの方が高いけど、最後に長濱ねるさんお誕生日おめでとうございます。10代最後も楽しんで。ほんと少ないフォロワーで深夜に投稿して、見る人も全くいないブログだからこその自己満文章です。
また次。
この夏、君はどう乗り切る?
暑すぎる。高い気温に高い湿度。娘は無邪気に高い高い。
1年振りの夏舐めてました。しかも間に冬なんてあったもんだから完全に夏の暑さなんて忘れてて耐性も無いわけですよ。やられっぱなし体力削られっぱなしです。
クーラードリンク無きゃやってらんない。
冬は馬鹿みたいに厚着出来ますし、カイロも使えるから耐えられるんですよ。雪好きだし。
夏ってどうしたらいいんでしょうね。ジュースを飲んでも飲んでも喉は乾くし、脱いだら脱いだで捕まるし。
その上、ずっと家にいたら夏なのに日焼けしてないとか言われちゃうんですよ?地獄ですよ。
夏は鬱陶しいものの鬱陶しさを倍増させますよね。
花火大会僕も好きです。イチャイチャするカップルもいいと思います。節度はあると思いますが。一番鬱陶しいのはTwitterで彼氏彼女欲しい欲しいと騒ぐヤツらですよ。
別にいいんですけどね、何を呟くかは個人の自由って言われればそれまでですしお寿司。でもなんだろ。そのノリ半年前もしたじゃん。散々光のページェント行きたがってたじゃん。
僕もたまに彼女欲しいって思ってなくても呟きたくなるんでいいんですけど。
彼らってなんでいつもは自分の個性やらオリジナリティやら自分が特別なことをアピールするくせにこういう時は同じことしか言わないんですかね。
まぁ、本当に彼女欲しいと思ってる奴はそんなこと呟かないで飼ってる猫の写真とか、休日に行ったカフェの写真とかを加工してインスタにあげてるんですけど。
そう、土曜日に宮城野高校の文化祭に行ってきました。もとい陸に会いに行ってきました。
宮城野高校と言えば僕が公立の入試出願した高校です。
本当は一高に行きたかったんです。でも、僕の学力では少し厳しいし、万が一、合格はしたとしてもその後がつらくなることが分かっていたので諦めましたけど。
で、一高諦めてしまった僕は普通高校に行きたくなくなってしまって。三高とか向山とか興味なくて。微妙な公立校行ってもと思ってしまって。
それでまず親からも勧められていて、自分でも少し興味のあった。そして近かった、高専を受験することにしたんですね。
でも高専とは別に一応公立の志望校も決めなきゃいけなくて、というのも高専は公立と違って入試自体が時期が早くて、落ちても公立校を受験することが出来たんです。
じゃあどこにすると、最初は県工にしようとしてたんですよ。でもなんか違うと、レベル低すぎと、工業系が良かったわけじゃないと。
じゃあどこにする?うーん。私服で自由そうで楽しそうだし宮城野にするか!っていういかにも偏差値の低そうな決め方したんですけど。あ、宮城野入る奴らってこんな感じで高校決めるから偏差値低そうなんだ。疑問が一つ解決した。
で、まぁ、ここまで書いてなんですが、僕が宮城野を志望した理由はどうでもいいですね。
陸くん模擬店出さないから1日中暇って言ってたんですよ。僕も信じて行ったら、本当にくそ暇してて。朝イチから関係ない模擬店の手伝いさせられとるんですよ。
僕と一緒に。
聞いてください。僕他校の文化祭で模擬店の店員やりました。知らない女の子や男の子に囲まれながら。少し仲良くなったわ。
でもスゲェ楽しかったんですよ。やっぱ宮城野馬鹿っぽいしウェイ系だけど楽しいな。
てか宮城野で僕と仲良くしてくれる人、馬鹿でもウェイでもないんですけど。
その後は色々お店回れたり、バンド見たり、ダンス見たりして、文化祭も終わりに近づいてきた頃気付いたんですよ。
あ、写真撮ってない。
可愛い女の子馬鹿ほどいました。衰えた僕の感性では計り知れないほどいました。幸せ。
なのに!!!女の子と写真を撮っていない!!!は??????
やらかしたなと。唯一宮城野の文化祭で撮った写真がこれ。
油そばて。
いや美味しかったけど!!!
朝イチで食べたから半分残したけど!!!
そもそも暑いしラーメン好きじゃないから半分残したけど!!!
お腹空いたからたこ焼きは全部食べたけど!!!
でね、僕この写真を加工して、やまとくんっていうバンドマンで人気者の金髪の子を合成したんですよ。それをリプで送ったら、ツイートが伸びる伸びる。
やっぱりみんなに愛される人って凄いですね。写真一つでフォロワー増えますもん。増えましたもん。
しかもその多くが後輩だったのを見て憧れちゃいました。
僕も宮城野入ってたらああなれたのかな。
あ、でも演劇サークルとアカペラサークル入ろうとしてたから無理か。
はぁ、銀魂の映画見るタイミング完全に失ったなぁ。あ、2000字も書いてるやめよ。
宮城野高校文化祭楽しかったです。
高専においでよ!!!
笑われ話
笑いって2種類あると勝手に思ってるんですよ。
「笑わせる」か「笑われる」か。
今日は僕がいわゆる笑える話をする時に鉄板として使う、中学の時にあった嫌われ者が「笑われる」話をします。
すべて偽名です。記憶曖昧、多少の盛り。
中学2年生の時に持ち前の第一印象の良さだけで学級委員長をやっていたのですが、ある夏の日事件は起こりました。
移動教室の授業を終え、教室に戻って来た瞬間。
「洞口くん!!私たちの水着がない!!」
女子何人かの水着が無くなっていました。
生徒会長候補のさゆりちゃん(酸素は足りている)に言われ、頭の回転がとても早い僕はとりあえず
「僕じゃないよ。」
とだけ女子達に告げ、先生を呼ぶことに。
恐怖や不安、驚きから泣き出してしまう女子、その中で1人だけ怒りをあらわにしている女子が。
豚身ちゃん(食欲が足りすぎている)です。
その子は、目立ちたがり屋さんだったり、愚痴が多かったり、シンプルにブサイクだったりと、この他にも嫌われる要素が多い子で、前々から男子からは裏で色々言われてたのですが、その豚身ちゃんが感情垂れ流して言うのです。
「絶対盗んだのこのクラスの男子だよ!わかるもん!ほんとキモイ!!最低!!!」
僕は聞こえました、男子たちの体のどこかからプチーンの何かが切れる音を。
冷静に考えてみても、今まで一緒に特別教室で授業を受けていたし、移動教室の場合は教室に鍵を掛けるし、何よりも男子全員が思っていたことは
「お前の水着だけは絶対盗まねぇよ」
でしたね。基本的に優しい僕でも流石に怒りそうになりましたし、これは思っちゃいました。
しかし、豚身ちゃんも盗まれた身、いや肉、あんなセリフを口に出せるわけなく、半笑いの女子に落ち着かせて貰って次の授業へ。
授業が終わってひと段落、とりあえず近くを探してみることに。
見つかるわけもなく、見つかっても女の子たちの恐怖は消えないだろうなーと思っていたその時、廊下の方から水着が1着見つかったとの声。
急いで行くと、駐車場横にある柵の中の立入禁止の場所に、教室がある4階の窓から投げられたように水着が1着。
急いで先生がまだ少し泣いている女子達、そして豚身ちゃんのせいでガチギレしている男子達の所に持ってきました。
相変わらず豚身ちゃんは
「なんで1着?意味わかんないんだけど」
と、ご立腹(物理的)
なにやら不穏な雰囲気と、急な沈黙の中、先生が水着の名前を見て一言
「豚身…」
笑ってはいけない場面です。豚身ちゃん号泣です。
クラスのほぼ全員が頑張って笑わないようにしてました。
以上です。
この話は正直、50回くらいはしているのですが、非常にスカッとする面白い話なので何度もしてしまいます。
途中に酸欠少女がいましたね。
結局この事件の犯人は見つかっていないのですが、豚身ちゃんの水着だけ捨てられたということはクラスの男子の犯行かも知れませんねw
まぁ実際、学校関係者が犯人だということは明らかですし、先生の誰かなんじゃないかと、でも大事にはしたくないということで警察には届け出ませんでした。
豚身ちゃん元気かな。
僕がラッパーになった理由 2
一昨日はMCバトルに出会ったところまで話しました。
そっから何故、自分でやるようになったか。
1年以上YouTubeやDVDなどでMCバトルを見るようになって、地上波でフリースタイルダンジョンが始まって、若者を中心にラップブームが始まりました。ほんとみんなラップ見たりやったりしてますね。まぁ、僕もラップブームに乗った人というか、ラップブームにさせた1人なわけです。
急になんですが、サイファーって知ってますか?簡単に説明すると、輪っかになって順番に即興のラップをし合う練習みたいなもんなんですが、そのサイファーが長町で開かれるようになったんですね。そこで宍戸(弟)と行きたくね?行くしかねぇなってなって行っちゃったっていうあれなんです。
そこにはゴリゴリのヤンキーがいたり、弱々しい人がいたり、フリーターがいたり、戦極15章本戦出場者がいたり。もうラップ上手い人ばっかでくそビビりました。初心者の僕達はもちろん下手。僕は人並みにリズム感があって、正直頭の回転は早いほうだと思うのでぎりぎり大丈夫だったのですが、もう宍戸(弟)が下手すぎて笑いましたね。今でも下手です。
でまぁ、見ててすげぇ楽しいものはやってみてもすげぇ楽しくてどハマりしてるわけです。
サイファーは楽しいんですけど、さすがにクラブに行ってイベントとかに行くのは流石に怖くて、危ない噂もよく聞くので。でもよく知ってるライブハウスでバトルイベントをやるっていう話がTwitterで回ってきて、そこならってことでエントリーして初めてちゃんとしたラッパーとしてラップしたのが3月のこと、7月にラップ始めてから8ヵ月くらいですね。正直、MCバトルくそ見てるし、もともと備わってた頭が良いのでそこらへんの奴らよりは上手くなってるという自信があって、その自信と実力がある程度発揮できて初めての大会は準優勝。なかなかチヤホヤされましたね。年下の方だったし。余裕だけど。
ちょっとラッパーになった理由というのは明確にはないけど楽しいからやってます。そんな感じです。みんなもやろう。
僕がラッパーになった理由
あ〜、クラスTシャツの背中に入れる名前ミスったな。
「ねる単推し」は面白くないし、キツイわ。てか良い名前無い?
洞口ですっ☆
ということで欅坂46のメンバーである小林由依さんのブログのような始まりを見せたところで本題に入っていきましょう。
「おいラップしろよ笑」この言葉に脅されながら日々過ごしているわけですよ。まぁ、そうなるわなって話なんですけど、ではなぜ僕がラッパー()になったのか、ラップに出会った所から遡って話していきましょう。
僕が初めてラップ、もっと詳しく言うとMCバトル(即興のラップで相手を攻撃し合う、アメリカ発祥のHIPHOP文化)に出会ったのは今から2年前くらいの中学生の時、いつものようにサッカーの練習試合を終え、友達の親の車に乗せて家に送ってもらっている時。
宍(弟)「高校生ラップ選手権知ってる?」
洞口「わかる!関連動画によく出てくるわ」
宍(弟)「見てみ、マジですげぇよ、MCニガリの早口で返すとことかすげぇよ」
千葉「めっちゃう〇こやん」
2年も前の話なので正確な会話は覚えていませんが、だいたいこんな感じのやりとりがありました。そのころYouTuberにめちゃくちゃハマっていた私達は毎日動画を見ていました。モノマネとかめっちゃしてました。東海オンエアがぐんぐん伸びてきた時期ですね。まぁ、暇な僕達は家に帰ったら即YouTubeで「高校生ラップ選手権」と調べ、何度か目にしたことのあるサムネをクリックして第7回の高校生ラップ選手権を見たのです。
「なんやこれええええ!!!!!!おもろ!!!!」
軽く衝撃でしたね。
基本的に何事も見下す癖のある僕は、ラップ、ラッパーというものにも偏見があって、ヤンキーとか頭の悪い人たちがやるもんだろ、とバカにしていたわけですよ。それを見るまでは。
僕は見てしまったのです。いかにも田舎の高校生といった見た目の青年がヤンキー相手にバチバチにラップをしているのを、即興で韻を踏み、相手が言ってきたことに対して返答し、さらなるディスを飛ばす。極めつけは素人目でもすごいと思える早口ラップをされたらすぐにそれよりもすごい早口ラップを返していたのです。
「やべぇ…」
思わず言ってしまったと思います。当時の僕は多分言ってしまったと思います。
まぁ、そんな衝撃を与えられた僕がその後MCバトルというものにどっぷりのめり込んでしまったのは言うまでもなく、毎日行動を共にし、家族より長い時間一緒にいる部活の仲間達も興奮のツボが似てきていたらしく、どっぷりハマっていきました。
そんな感じで僕のラップとの出会いはこんな感じですね。あれ?まだラッパーになってないよね?見てるだけだよね?と思ったそこのお前。だいぶ長くなったから続きは明日のブログで。
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